Volumioにした理由
以前PentiumのNUCを購入したのですが、これがとんでもなく遅くて全く使い物にならないため、どうにかしたいと思っていました。
メモリ8GBでSSDにはしていたのですが、windows10ではどうしようもないくらいCPUが足りないのでwindows以外のOSを入れてみようと色々調べ、ラズパイで良く使われているvolumioのx86版があるということで試してみることにしました。
ラズパイ用OSならロースペックでも軽いだろうということと、volumioはスマホなどのブラウザから操作可能だということが決めてです。
これ系のOSは音も良いようです。
windowsが入っているSSDはそのままとっておくため、余っていたHDDにOSを入れることにしました。
再生するファイルはUSBメモリに入れます。
インストール手順
- USBメモリに音楽ファイルを入れる
- HDDを外付けUSBケースに入れて接続
- volumioのx86版をダウンロード
- EtcherでHDDにOSイメージを書き込む
- 電源を落とし、HDDを組み込む
- 電源を入れる(HDDが遅いのかCPUが遅いのか起動に結構時間がかかるので待つ
ネットワーク
手っ取り早く有線LANで繋ぎました。
オーディオ出力
NUCにはピンタイプの光出力が付いていたのですが、ケーブルが悪いのか設定が悪いのか使用できなかったので、FX-AUDIOのFX-D03Jを購入しました。
ちょうどチップが変わったところだったので新型を注文しました。
FX-AUDIO- FX-D03J USB バスパワー駆動DDC USB接続でOPTICAL・COAXIALデジタル出力を増設 ハイレゾ対応 光 オプティカル 同軸
192kHzで出力したいならFX-D03J+にしましょう。
ブラウザコントロール
スマホ等でhttp://volumio.localにアクセスすると画面が表示されます。
ホーム画面やブックマークに登録しておくと次からが楽です。
ブラウザから設定変更も可能です。
ブラウザで表示出来たらHDMIでの画面表示をやめてOKです、HDMI表示をやめると音質が向上するようです。
設定
アルゴリズムはvery highでも問題ありません。
リサンプリングはONで24bit、周波数はnativeにしています。
まとめ
使えないPCがオーディオプレイヤーに生まれ変わりました。
DDCからはmarantzのNR1200に接続しています。
NR1200にはHEOSという機能があってオーディオプレイヤーとして使用出来るのですが、これがまた本当に使いにくいのでそこが改善出来てよかったです。